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北朝鮮のニュースや報道で、度々目にします、北朝鮮国旗デザインのバッチですが、はたしてどのような立場の人が付けているのでしょう?
少し調べてみましたので、まとめます。
まず、バッジの呼び名ですが、一般的には「金日成バッジ」(キム・イルソン バッジ)と呼ぶのが正しいようです。
もちろん、金日成バッジの場合には、金日成国家主席の肖像がデザインされているものとなります。
もともと、社会主義国では、指導者のバッチを作っていたようでして、北朝鮮でも例外なくバッチが作られ「肖像徽章」と呼ばれているようです。
最初は配られていただけだったようですが、忠誠心をアピールするためか、やがて軍人・民間人問わず、日常でも左胸につけるようになっていったようです。
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なお、テレビなどのニュースでも、北朝鮮バッチを見るたびに、色々と違うものがあるように、デザインは多種多様だとの事です。
党大会で配られるもの、所属している団体を示すもの、形状や大きさも様々で、金日成と金正日の2人が入っている肖像もありますが、デザインと製造は平壌にある美術会社・万寿台創作社(マンスデそうさくしゃ)が行っていると言います。
なお、明確な規定があるのかは定かではありませんが、概ね「旗型」のバッチは、朝鮮労働党の赤旗でもあめため、党幹部がつけているとされます。
しかし、現在では党幹部だけがつけていたのは昔の話だと言う説もあります。
と言う事で、総合しますと、北朝鮮のバッジを胸につけているのは、北朝鮮人としては、普通の事なようですので、幹部など特別な者だけがつけているとは限らないようです。
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調べていた分かったのですが、なんと、北朝鮮バッチは、ヤフーオークション(ヤフオク)でも出品されています。
その多くは中国などで作られた模造品(レプリカ)だともされますが・・。
国旗デザインだけのバッチでしたら、Amazonでも売られています。
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購入をお勧めする訳ではありませんので、参考としてご紹介しましたが、もし、購入される場合には何があるかわかりませんので、自己責任です。
メルカリでもあるようですが、騙されたと言う話も聞こえて参ります。
なお、北朝鮮では、肖像や銅像に対して、指をさすのは失礼であると言う概念があるようで、例えば北朝鮮を旅行する人には、ガイド(案内員)から、北朝鮮のバッチを指さしてはいけないと、注意喚起も行われるそうです。
・北朝鮮の漂着する木造船の真相~排他的経済水域(EEZ)とは
・航空自衛隊や海上自衛隊にはアメリカ軍と北朝鮮を攻撃する能力はあるのか? 専守防衛とは
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