浮世絵師有名親子3選 親子合作作品の紹介も

浮世絵師有名親子3選



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浮世絵は江戸時代から明治初期に登場した、だれでも気軽に手にすることのできる絵画で、現在でいう広告などの役割を果たしていました。
令和になった現在でも、浮世絵は多くの人を魅了してやまない江戸文化の華という地位を確立しました。
そんな浮世絵を描く浮世絵師たちは、親子2世代で活躍している場合があります。
浮世絵師同士の親子関係を知ると、今までにない視点で浮世絵を鑑賞ことができます。

本記事では、有名な浮世絵師親子を3組紹介します。親子合作作品も今現在に至るまで見ることができますので、展覧会や美術館へ行く際にぜひ参考にしてみてください。

葛飾北斎&葛飾応為

日本人ならご存じの方も多く、世界的にも有名な浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)。
その娘である葛飾応為(かつしかおえい/お栄)も現在では有名な浮世絵師たいへん注目を浴びています。



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葛飾北斎の娘・葛飾応為は葛飾北斎の三女として、助手兼美人画の名手として活躍しました。

代表的な親子合作作品はオランダ国立民族学博物館所蔵の「節李の商家」です。幕末にあったオランダの貿易拠点であるオランダ商館のシーボルトが気に入り、自国オランダに持ち帰った作品だと伝えられています。

河鍋暁斎&河鍋暁雲、河鍋暁翠

河鍋暁斎(かわなべきょうさい)は、幕末から明治初頭にかけて活躍した浮世絵師で、通称「画鬼」と呼ばれた個性的作風を持つ浮世絵師です。
その画風は政府のお抱え外国人で建築家ジョサイア・コンドルをも魅了し、ジョサイア・コンドル自ら志願して河鍋暁斎の弟子になったほど。
河鍋暁斎には、再婚した妻との間に娘・河鍋暁翠(かわなべきょうすい)と息子の河鍋暁雲(かわなべきょううん)がおり、2人の子どもを弟子にとっていました。



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代表鄭な親子合作作品は湯島天満宮に所蔵されている「龍虎図」です。
龍と虎は河鍋暁斎が描き、彼の死後に2人の子どもである河鍋暁翠が「鷹図」を、河鍋暁雲が「山水図」をそれぞれ描いています。

喜多川歌麿&鳥山石燕

「ぽっぴんを吹く女」で知られる有名浮世絵師・喜多川歌麿(きたがわうたまろ)と、師である鳥山石燕ですが、一説によれば2人は親子なのではないかといわれています。
喜多川歌麿に関しての生涯に関する記述については、残念ながら明確になっていない部分が多く、詳細資料も現在見つかっていません。

喜多川歌麿歌麿が幼少期に師事していた人物が、妖怪画を手掛けていた鳥山石燕という絵師です。
幼少期の喜多川歌麿と鳥山石燕との交流が喜多川歌麿に関する資料に残っていたことや、喜多川歌麿が「鳥山豊章」や「鳥豊章」という画号で落款を鳥山姓にしていることから、一部研究者の間で親子説がささやかれています。

親子関係から見る浮世絵

親子関係から見る浮世絵を、新しい視点で観察してみますと、浮世絵師は親子2世代で活躍するパターンもあり、家業として成り立っていたということもわかります。
喜多川歌麿と鳥山石燕のように、確定的ではないものの親子関係があったのではないかとしている場合もあるため、今後の研究でもしかしたら親子で浮世絵師だったという人物もどんどん出てくる可能性がありますよね。



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今回ご紹介の葛飾北斎・応為や河鍋暁斎・暁翠・暁雲親子のように、親子合作作品を見ることができますので、新しい視点で浮世絵を見てみるのもおすすめです。とても粋な鑑賞方法ですよ。

(寄稿)あさひなペコ

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