幕末とは? 小学生でもわかる幕末


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幕末」は「ばくまつ」と読みます。
このページでは小学生にもわかりやすいように、幕末についてご説明したいと存じます。

まず、なんで「幕末」と呼ぶのかと申しますと、江戸幕府の末期に起こった出来事をまとめて表現しているためです。

江戸時代は、徳川家康が開いた江戸幕府がありましたが、京都の朝廷(天皇)から、日本の政治を頼まれる形で、徳川家の将軍が国の政治を行ってきました。

将軍は、今でいう総理大臣のようなものですね。しかし、選挙制度はありませんでしたので、世襲(せしゅう)と言って、代々、徳川家の者から血筋などで選ばれてきました。

そんな江戸幕府は「鎖国」(さこく)の外交政策を取り、外国には「日本に来ないように」と言い、交流をしませんでした。
ただし、世界で唯一交流したオランダとは長崎出島への出入りを認めています。
これが200年も続いたので、日本は大きな発展をすることがなかったのですが、その間にヨーロッパでは工業も発達し、やがて「蒸気機関」が発明されます。

そして、アメリカが建国され、外国では大型の船が作られるまで技術が発達すると、中国やフィリピンなどとの貿易の為、イギリス、スペイン、フランス、ロシア、アメリカなどの外国船が、頻繁に日本近海にも出現するようになりました。

このように、欧米列強は中国とのアヘン戦争に勝利し、植民地化するなど、アジアへの進出を進めていたのです。

アメリカは当時、燃料(油)として使われたクジラを取る捕鯨を盛んに行っており、貿易などで太平洋を船で横断することが増えると、水や食料補給のため、日本に立ち寄りたいと考えるようになります。

しかし、日本は「鎖国制度」を取っていましたので、協力しませんでした。

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そんな中、アメリカ大統領の命令を受けた「ペリー提督」が、アメリカの最新鋭軍艦など4隻を率いて、香港から沖縄経由で江戸・浦賀の沖に出現します。
日本にアメリカ大統領の親書を受け取って欲しいと言ってきたのです。

この「黒船」は、真っ黒な船体の戦闘艦であり、それまで日本近海に現れていてロシアやイギリスの帆船と異なり、煙突からモクモクと黒い煙を吐いて、風も無いのに航行していたことから、日本人は大変驚きました。
しかも、搭載されている大砲の飛距離は日本が作っていた大砲よりも遠くに飛んだので、江戸幕府に取って外国船は大きな脅威となったのです。

これをきっかけに、日本は産業も国力も乏しいと言う事に気が付き始め、今後どのようにして諸外国に対応していくのか、どうしたら中国のように植民地にならずに、日本を守れるか?と言う国難の時代となりました。

その為、たくさんの本を読み、また多くの事を学んだ知識豊かな若者からは、色々な主張を唱える者が現れます。
日本を守る為には外国と戦うべきだと言う「攘夷派」(じょういは)や、鎖国を解いて外国と交易し近代化を図るべきだと言う「開国派」、これまで通り幕府が主体となって鎖国を続けるべきだと言う「保守派」、そして幕府は頼りにならないから天皇を尊重しようと言う「尊王派」(そんのうは)、やがて幕府を武力で倒そうと言う「倒幕派」も現れ、様々な考えや主張により、各藩でも議論が活発になりました。

そして、意見が異なる者同士は、時には血を流して争うような激動の時代となったのです。

この国難に対応できない徳川幕府の信用は次第に落ち、最後の将軍・徳川慶喜が「大政奉還」(たいせいほうかん)と言う、政治の権利を朝廷に返す事態となりました。
すると、朝廷は薩摩藩などと協力して「王政復古の大号令」(おうせいふっこのだいごうれい)を発表して、何百年も続いてきた武家の政治から、天皇の政治へと転換したのです。
こうして、新政府である「明治政府」が誕生しました。



しかし、旧幕府の人たちは自分たちの権利・特権が失われる可能性があり当然納得いきませんので、戊辰戦争(ぼしんせんそう)と言う内戦となったのですが、もっとも、薩摩藩や長州藩なども武力にて徹底的に徳川幕府を潰したいと言う狙いもあったようです。
結果的に、戊辰戦争では、兵器の近代化を進めていた薩摩藩・長州藩などが優位に戦って制すると、諸外国も新政府を日本の正式な政府だと認めたのです。

このようにして、アメリカ・イギリス・ロシアに付け込まれる隙を与えず、日本はなんとか外国の植民地にならずに済んだ訳ですね。
そして、明治政府は、有能な人材を外国に派遣して学ばせるなどして、外国のやり方を真似て、近代的な日本へと改革を行っていったのでした。

以上が概ねの幕末と言う話となります。

当サイトにおきましては、そんな幕末に活躍した志士らを中心に、どのような人物だったのか、掲載させて頂いておりますので、是非、ご覧頂けますと幸いです。

西郷隆盛
桂小五郎
吉田松陰
坂本龍馬
勝海舟

 

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