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平成27年度後期(2015年9月)から始まる、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」に出演する近藤正臣さんが演じる「白岡正吉」に関してご紹介したいと存じます。
白岡正吉のモデルは1806年生まれの第8代加島屋当主・加島屋久右衛門正饒(広岡正饒)です。
この「加島屋」はドラマでは「加野屋」になっています。
さて、そもそもこの加島屋(加野屋)は、徳川家光の頃、1625年に尼崎の東難波村広岡家から西成郡加島村に分家した林右衛門正教(初代・広岡久右衛門正教)が、大阪にて精米業を始めたのが始まりです。
その後、両替商を営むようになると「加島屋」の屋号を名乗りました。
代々当主は広岡久右衛門と称し、鴻池・三井と並ぶ富商と評されます。
四代当主の・広岡久右衛門正喜は、1730年に世界初の先物取引所「堂島米会所」で要職を務め、更に経営を拡大した中興の主人と言われます。
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そんな大阪でも指折りの両替商であった加島屋(加野屋)の分家である広岡信五郎(白岡新次郎)に嫁いだのが、ドラマのヒロイン・今井あさです。
今井あさ/白岡あさのモデルは広岡浅子で、夫・広岡信五郎(白岡新次郎)の父が第8代加島屋当主・広岡久右衛門正饒(白岡正吉)と言う事になります。
しかし、この広岡久右衛門正饒(白岡正吉)は、幕末の混乱の中、1869年(明治2年)に64歳で亡くなります。
広岡浅子(今井あさ/白岡あさ)が嫁いでから2年後の事ですね。
9代目の広岡久右衛門正秋は、25歳くらいの若者であったため、広岡浅子(今井あさ/白岡あさ)が、幕末の混沌する中、加島屋(加野屋)のかじ取りを手伝うのです。
・ 広岡浅子の詳細こちら
・ 主題歌「365日の紙飛行機」CD発売されましたよ
・ あさが来た~キャスト一覧/出演者一覧
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