草莽崛起とは そうもうくっき論




草莽崛起とは?草莽崛起(そうもうくっき)の意味を調べてみました。

「草莽」とは『孟子』にて、草木の間に潜む隠者、すなわち一般大衆(国民)の事を差します。

「崛起」とは「立ち上がれ」という意味との事です。

この草莽崛起と言う言葉は、明治維新の精神的指導者とされる長州藩士・吉田松陰が唱えた言葉です。

「今の幕府も諸侯も最早酔人なれば扶持の術なし。草莽崛起の人を望む外頼なし」

現代語訳してみますと、今の幕府も諸侯(藩主)も、もはや酔っぱらいのようなものだから助けるすべがない。 在野の人が立ち上がるのを望む以外に頼れるところはない。と言ったところでしょうか?

言い換えますと、吉田松陰が民衆主体の改革を望み、今の権力者では本当の改革など出来ない。身分を問わず、志高い者が立ち上がり、新しい時代を切り開く事こそ大切だと言いたかったのです。

松陰先生の意思を継いだ久坂玄瑞土佐藩郷士・武市半平太に充てた手紙や、坂本龍馬に託した書簡にも「草莽崛起するべきだ」と言う言葉が見られます。

幕末の混迷する世の中で、今こそ必要な原動力はも名もなき「草莽の志士」、すなわち、国民1人1人の力が必要であり、日本が一丸となって立ち向かう必要があると唱えた訳です。

そして、この言葉に奮起したのは高杉晋作です。

のちに身分を問わず兵隊を募集する「奇兵隊」を創設し、幕府軍相手に奇兵隊は活躍しました。
まさに師・松陰先生の思想である「草莽崛起」を実現した格好になったのです。

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高田哲哉日本の歴史研究家

投稿者プロフィール

(株)TOLEDO、高田哲哉と申します。
20年以上、歴史上の人物を調査している研究家です。
日本全国に出張して史跡も取材させて頂いております。
資格は国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級など。

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